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健康運動指導士

仕事をするためにも、遊ぶためにも、体が健康でなければできません。
ダイエットをするにも美肌のためにも、健康であることが必要です。

近年では健康志向の人が大分増えてきて、運動の重要性や食事に注意する人も多くなっています。
しかし、さまざまな情報がある中で、どれが正しい情報なのか分からなくなることも。

そのような場合、健康における専門的知識があれば、迷わなくすみます。
知識があり、さらにそれを人に伝える仕事があります。
その一つが健康運動指導士です。

健康運動指導士の役割

健康運動指導士とは、医療保健に関わる職種のスタッフを連携し、安全で効果的な運動のプログラムを作成したり、実践指導計画の調整などを行ったりするのが仕事です。

現代において、カロリー過多の食事や脂質の多い食べ物の摂取、ストレス、運動不足などからくる生活習慣病が深刻な問題になっています。

生活習慣病とは食事や運動、喫煙などの生活習慣が原因で引き起こされる病気のこと。
糖尿病や高血圧、脂質異常、肥満などの疾患を引き起こしやすいと言われています。

そういった病気が悪化したり、重なって発症したりすることはとても危険です。
食べ過ぎや運動不足で太ることが、健康を損ね、生命を脅かす病気の原因となるのです。

それを回避するためには、食事の管理を含め運動をすることが必要とされています。
しかし、どのような運動をすればいいのか分からないことも多いもの。
また、運動は継続が大事です。

どのような方法で運動をすれば、継続してできるようになるか、といったことを指導してくれるのが健康運動指導士です。
健康運動指導士は病気になるのを防いでくれるという、重大な役割を持つ仕事なのです。

健康運動指導士はどのように取得する?

健康運動指導士の称号を取得するには、健康運動指導士養成講習会を受講する、もしくは健康運動指導士養成校の養成講座を受講し、健康運動指導士認定試験に合格することです。

合格すると、健康運動指導士台帳に登録されます。
登録後は5年後との登録更新が必要になります。

活躍できる職場には、フィットネスクラブやアスレチッククラブなどのスポーツジムや病院、老人福祉施設、介護保健施設などがあります。

他には、企業の健康管理部門や保健所、学校などでも活躍の場があります。
中にはフリーランスで活躍している人もいます。

現在では、病院や老人保健施設などからの求人も増えています。
健康運動指導士として活躍しているのは、男性よりも女性の方が多く、女性が活躍できる場も増えています。

専門的知識があれば、家族や友人などの健康や運動に対する的確なアドバイスもできるようになり、メリットが大きいです。
責任も重く、人の役に立つやりがいのある仕事の一つです。