野球の初歩的なルール
野球といえば高校野球にプロリーグ、世界大会やオリンピックなどといった具合で、非常にポピュラーなスポーツです。
野球をまともにしたことがないのにルールを一通り知っていると言う人もいるくらいです。
基本的な野球のルールは、とにかく打って点を取ってというものです。
これ自体はそれほど難しいものではありません。
しかし、実際に打つ方と投げる方に分けてそれぞれルールに細かいものが設けられているのです。
これは野球のプレイングにもかかわってくることであり、知っているか知っていないか、どちらで野球を指導するのかでもその質が全然違うものになってきます。
そこで出来る限り、押さえておきたいルールについて挙げていきましょう。
守備に関するルール
野球と言うと剛速球を投げてストライクを取って三振だとアウトという印象が強いので、それだけがピッチャーに関するルールだと思われが落ちなのですが、実はたくさんのルールに縛られています。
例えば牽制球やピッチングの際の投球フォームに入ってからの行動などもルールで制限されています。
これを破ってしまうとボークになったりして親類を相手に与えることになると言うことにもなりえますから、試合結果に密接にかかわるルールなのです。
投球のフォームでも累が埋まっているかどうかでも投げ方が違います。
これは盗塁を警戒するために行うものです。
野球の守備にはピッチャー以外の内野手と外野手がいるわけですが、エラーとヒットでもその評価が異なるものになります。
それが投手の失敗なのか内野手の失敗なのかを見極める基準になります。
審判が基本的にはそれらを決めて試合を決めていくので、必ずしも全てがルールの規定通りにとはなりませんが、スムーズに試合を進めて、戦略を練るためにもルールは熟知しておくことが大事なのです。
攻撃(バッター)に関するルール
野球において一番の見どころはやはりバッティングの攻撃回だと言えます。
野球をやりたいと思う人もそれにひかれてファンになる人―も、やはりバッティングに何かしらの物を求めることがあります。
バッターのルールで押さえておきたいのは、どうするとアウトになるのかという点でしょう。
例えば、バッターはホームベースをバッティング時に踏んで打ってはいけないとかあります。
3ストライクで一つのアウトになると言うのも基本です。
攻撃はスリーアウトまで行われて、回が交代になるのです。
それと走塁に関しても知っておくべきルールがあります。
まず、走塁する人は1塁から順に3塁までダイヤモンドの形をしたグラウンドを線に沿って走る必要があります。
大きくそこから出てはいけません。
逆に守備は走塁者を妨害してはいけないルールになっています。
走塁や守備練習を行う場合には、どこまでがOKなのかを見極めてチームで守備や攻撃をできるような陣形を決めるのです。
それによってどうやって走塁するのかも身につきますし、試合に勝つために必要なことも身についてきます。