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水泳指導管理士

健康のために運動をする人も増え、スポーツジムなどに通う人も多くなりました。
そこで活躍しているのが、スポーツインストラクターです。

スポーツインストラクターの仕事はいろいろですが、資格を持っていると役に立つことが多いものです。

その中で海やプールに関する仕事も数多くありますが、水泳に関する資格の一つに、水泳指導管理士があります。
水泳指導管理士とはどのような資格なのでしょうか?

水泳指導管理士とは?

水泳指導管理士とは、水泳の基本的な泳ぎ方、プールなどの施設の維持や管理に必要な知識を持ち、事故のないような安全指導や救助・救急技術の管理をする人のことです。

プールは1歩間違えば命を落とすことになる危険な場所でもあります。
事故がないように、安全に気を配り、安心してプールを利用できるように環境を整えたり、監視をしたりすることが仕事です。
日本水泳連盟公認のプールでは、水泳管理指導士が在籍しています。

水泳指導管理士の資格を取得するには?

水泳指導管理士の資格を取得するには、水泳指導管理士養成講習会を修了するか、同等の能力を有していることが条件です。

さらに、20歳以上の健康な男女、競泳4泳法、横泳ぎができる、同一泳法で500m、立ち泳ぎで3分以上可能、といったことが受験資格になります。

試験内容には、プール施設や設備の維持や安全面において、救助や救急法について、水泳事故について、救急法の理論、実技などのほか水泳の歴史についての内容もあります。
実技試験として競泳4泳法と横泳ぎ、立ち泳ぎがあります。

水泳指導管理士のやりがい

スポーツクラブなどをはじめ、プール施設の数は増えています。
健康にもダイエットにも効果的と言われる水泳は人気です。

また、水泳は年齢が高くても、膝や腰などに痛みを抱えている人でもできる運動の一つということもあり、水泳を始める人が多くなっています。

公共施設のプールなどでは、水に慣れていない人もいれば、さまざまな泳ぎができる人もいて、実力もさまざまです。

高齢者も多い中、水の事故には十分に注意しなければなりません。
事故がないように管理をするのが、水泳指導管理士の仕事。
人命に関わる重大な責任のある仕事です。

水泳指導管理士は水泳の実力も必要で、プールに関する安全についての知識を持つ専門家です。
救助法なども身に付けていなければなりません。

水泳が好き、ということだけでなく安全を守り、プールで泳ぐ人たちが安心して泳げるような管理をしていくというやりがいのある仕事です。

スイミングスクールやフィットネスクラブ、公認プールや標準プールなどには必ず必要とされる水泳指導管理士。
プール施設で仕事をしたい人にとっては、取得しておきたい資格です。